岸和田東ロータリークラブ 国際ロータリークラブ第2640地区
2012〜2016年度RIテーマ
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〜会長の時間10月〜

 2016年 10月21日 第1940回 

10月18日〜10月22日の七十二候は「寒露(かんろ)」の末候である「蟋蟀在戸(きりぎりすとにあり)」です。蟋蟀(きりぎりす)とありますが、この候に登場するのは「ギーッチョン」と鳴くキリギリスではなく、夏から初冬によく見られる「ツヅレサセコオロギ」だという説が有力です。「リーリーリー」と鈴のような音色を響かせる、あの普通のコオロギです。この漢字「蟋蟀」も昔は「きりぎりす」と読みましたが、今は「こおろぎ」と読みます。一見すると奇妙な名前ですが、これは「綴れ刺せ蟋蟀」の意味です。これは、かつてコオロギの鳴き声を「肩刺せ、綴れ刺せ」と聞きなし、冬に向かって衣類の手入れをせよとの意にとったことに由来します。
次の10月23日からは二十四節気の「霜降(そうこう)」です。北国から順々に霜が降り始める時期。地面に土を見つけることが困難な都会では、なかなか霜自体にお目にかかることが少なくなっています。
初候は10月23日〜10月27日で、「霜始降(しもはじめてふる)」です。霜は空気中の水蒸気が氷点下に冷えたものに触れてできる氷の結晶です。風が弱くよく晴れた夜に降りやすく、朝、外に出ると植物に葉や窓ガラスが白い結晶に覆われている様子が見られます。ちなみに初霜の平年値(1981〜2010)は札幌で10月25日、東京で12月20日です。昔は今よりかなり寒かったのでしょう。ただ、今年は早いようで、10月15日( 土)には北海道だけでなく高野山でも初霜のニュースがありました。
まぁ、その後暖かい日が続いていますので、今後の気温変化はこれだけではわかりませんが、今年は早くから冬物衣料が売れるかもしれません。また、気温差が大きいと紅葉がきれいになり、観光客が増えるかもしれません。日帰り親睦旅行の時の紅葉が楽しみです。
さて、明日からは地区大会です。地区大会2日目は開始時間が例年と違いますので、間違わないようにしてください。11:00登録受付開始で11:30からいきなり昼食です。受付はクラブ単位なので、木戸幹事が皆様の分もまとめて受付してお待ちしています。そして12:30から開会です。
10月24日は「世界ポリオデー」です。(https://www.endpolio.org/ja)10月24日、アトランタにある米国疾病対策センター(CDC)にて、4年目となる「世界ポリオデー」のイベントが開催されます。その様子を生
中継でインターネット配信します(日本時間では25日(火)の朝7時から)。ポリオの専門家や著名人も出席し、ポリオ撲滅活動の最新情報をお伝えします。世界中から5万人以上が視聴すると予想されるこのイベントを、ぜひご覧ください。
さて、先週の続き、岸和田市の場合を考えてみましょう。岸和田は大都市大阪から30分と近く通勤圏です。関西国際空港から車で約15分2つの鉄道、2つの高速道路もあります。そして、大阪と和歌山をつなぐ中間点でもあります。しかも、岸和田城に始まりだんじり祭と歴史があります。
過去には繊維産業もありましたが、今は衰退し、レンズやガラス産業が多少あります。木材コンビナートや鉄工団地の現状は私より詳しい当事者がおられますので、ここでは述べません。農業は米のほかタマネギ、みかん、水なす、タケノコ、桃、花卉の栽培などがあります。漁業、林業もあります。
結論として、「何でもありの岸和田市」なのです。無いのはIT産業と自前のエネルギーのみ。その意味ではこれからは選択と集中が必要なのではないでしょうか。
まぁ、どのような産業がこれからの岸和田にはふさわしいかについては皆さんと市長に考えて頂く宿題として、私がそんな岸和田の問題点として取り上げたいのは「子育て環境の見直し」が岸和田の発展に必要だという点です。
できれば、次回にはこの問題を考えてみたいと思っています。

 2016年 10月28日 第1941回

卓話講師の中村香純様・沖藤正紀様・西野孝子様、ようこそいらっしゃいました。のちほど卓話をよろしくお願いいたします。
22日・23日は地区大会でした。久々にゆっくりと出席できました。華美な演出や大げさなイベントもなく、質素な地区大会もいいなと思いました。来年度の地区大会は11月4日と5日で、和歌山で開催されます。
今日は小田一法会員の入会式があります。新しい仲間が増えることは非常に喜ばしいことです。奉仕の理想を求め、ともに勉強していきましょう。
さて、今日10月28日〜11月1日は「霜降」の次候である「霎時施(こさめときどきふる)」です。秋雨のようにしとしと降り続くのではなく、ぱらぱらと滴を散らしてじきに止んでしまうような雨です。地面に重なる落ち葉に粛々と降る雨はどこか物寂しく、無常を感じさせます。11月に入れば太平洋側では晴れの日が続くようになりますが、日本海側は曇りがちで、空を見上げて初雪を待つ日々がやってきます。
先週の続きです、岸和田の問題点として取り上げたいのは「子育て環境の見直し」です。人口増加のためには、子育て世代の流入と定着、出生率の増加が必要です。しかし、転勤族の皆様から聞こえてくる声は「岸和田には住みたくない。岸和田に住むのが怖い。」と言うものです。怖い原因としては「方言」・「だんじり祭」・「岸和田少年愚連隊のイメージ」などがあるかと思います。
そこで持続可能なベッドタウンとして必要なこととして考えたいのは。

1.子育て環境の改革

公園・スポーツ施設、子供施設の誘致、ショッピング、施設など。

2.教育環境の改革

教育特区、少人数教育、秀才教育、落ちこぼれゼロ、塾が不要な教育、いじめゼロ、文化環境の整備など。

3.家族制度に対する意識改革

ひとり親でも暮らしやすい制度、再婚でも再々婚でも安定した家族、三世代住宅、母系家族という古来の考え方の復活など。

4.高齢者環境の改革

いつまでも住み続けるために必要。子供・孫のUターン促進、高齢者が働く環境づくり、1つの仕事にこだわらない。

5.住環境の改革

空き家対策、広くて緑に囲まれた住宅、三世代住宅。